DENIMS
DENIMS

2019.10.14

アンテナ編集部アンテナ編集部

音楽というものは、日々の生活をカラフルにしたり、人の気持ちを表し、後押しをするパワーを持っている。大阪で活動しているDENIMSの2017年12月に発売されたセルフタイトルの1stフル・アルバム『DENIMS』はまさに人生を後押ししてくれるアルバムだ。

 

DENIMSといえば今まではファンキーで速いテンポの曲が印象的だったが、今作は全体を通してリラックスし、リスナーに寄り添ってくれるような楽曲が目立つ。“fools”(M1)はリズム隊であるまっつん(Ba)とえやmax(Dr)の肩の力が抜けたグルーヴとおかゆ(Gt)の心地よいギターにカマチュー(Gt / Vo)の明るく軽やかな歌声が乗ったアルバムの1曲目にふさわしい、爽やかな曲だ。また歌詞は“揺さぶられる日々暮らしの中 変わらないのさ初めから 本当は 確かなこと見させて 高鳴っているから今はこれだけでさあ”、と悩むことはあるけれど自分が決めた道、高鳴っているこの気持ちは間違いないと肯定してくれる歌詞にグッとくる。

“ゆるりゆらり”(M3)でも“ゆるりゆらり流れに逆らい泳いでアウトサイダー 落ちては上がりその繰り返しも過ぎて未開地まで行く”と世間という波に流されそうになっても、流されず立ち向かっていこうとヒップホップ調なミドルテンポなサウンドに乗せて後押ししてくれている。

 

“otagaisama”(M8)と“ソウルバラード”(M10)はド直球のラブソングだ。私事だが、ちょうどこのアルバムが発売させた時期に付き合っている彼女と結婚を考えていた。その時に“こんな俺の傍にいて呆れてしまわないかい?”(“otagaisama”)、“どうにかするからさこの先は2人でいよう ありきたりな歌詞だな笑ってしまうよな”(“ソウルバラード”)など飾らない歌詞に「完璧じゃなくても2人でずっと笑っていられればいいな」って力をもらい結婚に踏み切ったことを今でも鮮明に覚えている。

 

私の中でこのアルバムはこの先もいろんな場面で背中を押してくれると思う。そしてこれを読んでいるあなたにも家族や友達のようにそっと寄り添い背中を押してくれるアルバムになるだろう。

寄稿者:BABA

 

 

プロフィール
新潟県新潟市を中心に活動するDJクルー『Gimme Shelter』の1人。『日常の楽しい避難所』をコンセプトに新旧ジャンルを問わない選曲で誰もが楽しめる空間を目指し2か月に1度パーティーを開催。夏が好き。

 

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