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音楽の聴き方から実際に文章を書くまでを学ぶ、岡村詩野による『音楽ライター講座【初級編】in 京都』が8月に開講。合わせて受講者を募集開始です。

2018.06.12

堤 大樹堤 大樹

講座の概要

「なんか好きなんだよね、このアーティスト」

好きな音楽に出会った時、「この素敵な音楽を誰かに伝えたい!」と思ったのに、うまく伝えられずもやもやとした気持ちになったことはありませんか?

 

この度開催する”音楽ライター講座(初級編)”は、そんな言葉にできない「なんとなく良い」をもっと正確に伝えるために必要なノウハウを身につけるためのもの。この講座では「音楽の聴き方から実際に文章を書くまで」をテーマに、基本的なライティングスキルだけでなく、その事前段階の準備から学ぶ予定です。

 

また段階的に音楽の聴き方を覚え、また音楽を分解してとらえることで、アーティストが受けてきた影響や、後続に与えた影響にまで目を向け、音楽を掘り下げて聴く力を育てます。

 

講座は全5回、座学として学ぶだけでなく、毎回の宿題にて文章を書くことに慣れていただきます。現在、最後の講義にて提出いただく卒業論文の中から、いくつかのレビューをki-ftやアンテナへ掲載致します(予定)。

 

“音楽ライター”というとハードルが高く聞こえますが、この初級編では「文章を書くこと」「人に伝えること」という基礎的な部分からスタート。音楽の見方を通じ、音楽そのものの面白さや、自分の感情を言葉にすることの楽しみが少しでも伝わればと思っていますので、これまで経験がない方にこそぜひご参加ください。

講師紹介

東京生まれ京都育ちの音楽評論家。

京都精華大学ポピュラーカルチャー学部非常勤講師。FM京都(α-STATION)『Imaginary Line』(日曜21時)パーソナリティ。『ミュージック・マガジン』『朝日新聞』『VOGUE NIPPON』『The Sign Magazine』『CDジャーナル』など多数のメディアで執筆中。昨年ウェブメディア『TURN』( turntokyo.com )をスタートさせた。Helga Press名義でイベント企画をしている他、2016年には京都の若手音楽家を集めたコンピレーションCDもリリース。

音楽ライター講座を東京(オトトイの学校)で定期的に、京都でも不定期に開催している(次は大幅に展開を変えて今春開催予定)。

講師コメント:音楽ライター講座 京都校 リニューアル開催にあたって

私が音楽ライターなることを仕事にするようになって、恐ろしいことに25年以上が経ちました。とか言うと、えらいベテランのように思われてしまいますが、今も原稿を書く時には、初めて音楽についての文章を書いた時をふっと思い出して、ドキドキしたり不安になったりします。10代の頃は、レコードの虫、本の虫でした。とにかくたくさん聴いて、聴いて、聴いて、本を読んで、読んで、読んで。まあ、よくある文化女子だったわけです。

 

つまり、最初から音楽ライターになろうという意識はありませんでした。好きな音楽があって、好きな小説や文章があって、それを一つにできないものだろうか、好きな音楽を自分の言葉で紹介したり伝えたりできたら楽しいだろうな。やり方なんて全然わからないけど、ちょっとやってみようかな。そんな軽い気持ちで書き始め、近所のコンビニでコピーして製本した雑誌を作り、そこに自分の文章を載せていました。

 

そうしたスタンスは、実は今も基本的に変わっていません。強いていえば、20歳過ぎた頃から批評とか評論の意味を意識的に考えるようになったこと、批評家、評論家、哲学者の本を読む機会が増えたことくらいで、今だに私は好きな音楽と好きな文章をクロスさせるようなイメージで書いています。音楽ライター講座なんて一体何を教えてるの? そんなの教わることでもないでしょう? と言う声もよく聞かれます。私も自分で「そうだよね」と思ったりします。

 

だから、この講座では、どうやったらうまく書けるのか、コツはあるのか、ノウハウはあるのか……なんてことは一切お伝えしていません。ただ、好きな音楽を言葉にして、それを一つの文章という形に仕上げていく醍醐味を知ってもらいたい。ただ、それだけなんです。

 

音楽を言語化することは実際にやりがいのある難儀な作業です。そのスタイルやフォルムに決まりはありません。音楽の豊かさに出会った時、私たちはその歓び、あるいは難しさをどう表現すればいいのか。それを知る作業にゴールはないと思います。

 

でも、最近、思うんです。「音楽についての文章を書くこと」に振り回されていてばかりいないで、もっともっと肝心の音楽に向き合おうよ、と。執筆に向かうのはその後でもいいじゃないか、と。

 

なので、久々にガッツリと京都で開催される音楽ライター講座では、音楽に向き合うこと自体から一緒に初めてみようと思います。私・岡村は東京生まれですが、京都で10代を過ごし、その後、東京に移り、そして現在また京都に住んでいます。東京には月に2度くらい行ってますが、東西の風通しをもっとよくしたい、関西の仲間をもっともっと増やしたいと思っています。

 

私・岡村が講師をつとめる音楽ライター講座自体は2000年10月に東京の東急セミナーBEというところで始まり、その後オトトイの学校に引っ越しして、今年で実に18年となります。出身者の中には、確かに実際に音楽ライターになった人もいれば、編集者となった人、レコード会社で活動している人、自分でレーベルを始めた人、あるいはミュージシャンとして活動している人もいます。そして、そうやって巣立っていった仲間たちから今も多くの刺激を受けています。でも、そうしたことはすべてあくまで結果であって、文章を書くことは何もライターになるためだけの作業ではないはずなんです。普段暮らしている中で、文を一切書かない人、文字に全く触れない人などおそらくいないでしょう。

 

私はここ関西で、音楽について語り合える仲間、そして文章にしてみたいと考える仲間と出会いたい。10代の頃はそんな仲間が誰もいなくて一人で雑誌を作っていました。もし、あなたが一人で音楽に向き合っているのであれば、ぜひ遊びにきてみてください。一緒に、音楽に向き合い、それを文章にする醍醐味を味わいましょう!

講座の詳細

INFORMATION

講座名

音楽ライター講座【初級編】
音楽を多角的にとらえ、わたしの「良い」を言葉にする

講師

岡村詩野

日時

第1回:8/8(水)19:00-21:00
第2回:8/22(水)19:00-21:00
第3回:9/5(水)19:00-21:00
第4回:9/19(水)19:00-21:00
第5回:10/3(水)19:00-21:00

内容

第一回:音楽について文章で記すことの意味を考える
第二回:どういうアングルで書くのか -「木を見ること」と「森を見ること」-
第三回:実際に文章を書いてみる – レビューは解説ではない –
第四回:現在・過去・未来のつながりで音楽をとらえる  – どんな音楽にもルーツがある –
第五回:その文章には明確な論点、主眼がありますか?

募集人数

30名

料金

全日通し(5回):¥12,500

1日参加:¥3,200

 

※別途講義ごとに+1drink(¥500)がかかります。 

※単日での参加も可能ですが、全日程での参加を推奨いたします。

申し込み

下部の申込みフォーム、もしくはこちらよりご応募ください。

主催

ki-ft
アンテナ

協力・会場

MTRL KYOTO

協賛店舗

5回目の講義にて制作する最終レビューを、以下の協賛店舗で展示予定です。

京都岡崎 蔦屋書店
出町座
出町座
MTRL KYOTO
京都二条 GROWLY

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