アンテナで活動するライター・カメラマン・デザイナーの新メンバーを募集(※4/6追記あり)
1.募集要項
今回は以下3つについての募集いたします。
2.どうしてスタッフを採用するのか?
アンテナは、編集長・堤と、副編集長である私、岡安が約5年前に立ち上げた団体です。堤は会社員をしながらバンドをしていて、私はライブハウスで働いていました。京都や西日本にはディープで、面白いカルチャーがたくさんあるのにそれを外に伝える媒体が身近になかったことがアンテナをスタートするきっかけでした。詳しくはこちらの記事をごらんください。
①自分たちの幅を広げたい
京都で媒体を始めてみると、自力では出会えなかったであろう人々やカルチャーにたくさん出会うことができました。サイトやフリーペーパーを基軸に、人が集ってくることを身をもって感じた5年間でした。しかし同時にその数や範囲には限界があることも感じています。常に10人程度でアンテナを運営していますが、その10人のつながりや趣味でアンテナが成り立っており、広がりを加速させることが難しいという壁に現在ぶつかっています。
「このジャンルはアンテナには合ってないのでは……?」と思えるようなことも、実は私たちが望んでいるトピックかもしれません。
私たちは常に新しい人を追加することによって、新しいつながりや、新しいカルチャーをサイトに取り込んでいきたいと思っています。
②クリエイターの活動の場として
自分たちのサイトを育てると同時に、ライター、フォトグラファー、デザイナーの活動できる場所を関西でも形成していきたいと思っています。
東京には、駆け出しのクリエイターたちが活動できる場所が無数に存在します。多くのクリエイターが東京へ行くのは、そもそも仕事がそこにあるから。ある程度力をつけた人は東京の仕事を地方でもすることができると思いますが、地方では一から「好き」を仕事にするのが難しいのが現状だと、私は考えています。
・音楽や映画、アートに関わり続けたいと思いながら、活動の場がない
・今、地方で仕事をしていて、副業としてカルチャーに関わりたい
そんな風に思っている方々が、アンテナを通して作品を発表できるように私たちは地盤を作りをこれまでしてきました。地方のカルチャーとかかわりをもちたいクリエイターの方々にぜひアンテナを使ってもらいたいと思っています。
3. アンテナの考え方
アンテナにはカルチャーを広げる、発信するという想いをもったメンバーが集まっています。音楽、映画、アート、ダンス、舞台……好みは多ジャンルに及びますが、考え方のロジックを共有することで、アンテナの色を出せたらと思っています。その考え方について少し紹介します。
①自分の中にある“目的”を言語化する。
「メディアをやりたい」「ライターをやりたい」……。そんなことを思っている方はたくさんいるかと思います。でも、それだけではアンテナではやっていけません。
「メディアをやりたい」→なぜメディアをやりたいのか?
「ライターをやりたい」→なぜライターをやりたいのか?
やりたいの先にある目的を明確にしないと、アウトプットが迷い子のような状態に陥ります。私たちはそれぞれのメンバーの意志をしっかりと反映させられるサイトを目指しているので、「一人一人が目的意識をもってアンテナに所属をすること」これを私たちは各メンバーに求めています。
私たちは、メンバーそれぞれの願望に寄り添ってサイト運営を行っています。私たちから「この取材に行かない?」と誘うことや、ご依頼いただいた取材をメンバーに展開することはありますが、基本はメンバーそれぞれの持つ“やりたい!”という気持ちを尊重するようにしています。なので取材に誘う時もメンバーそれぞれの趣味や、この人と繋がったら面白いのではないか?という側面を重視します。やる気が出ないような仕事を渡したところで、いい記事が出来上がるはずがないからです。メンバーの熱量×取材相手の熱量が合致して初めていい記事ができる。その相乗効果を生み出すように私たちは取材相手やトピックを選ぶようにもしています。アンテナの仕事は単なるルーティンでは終わりません。あなたの目的に沿ったものを私たちは用意するようにしていきます。
なのでまずはじめにあなたの“目的”を共有してもらうことから、はじめたいと思っています。
自分の目的を、アンテナを使って実現する。そんな気概のある人を私たちは求めています。
②“好き”は教えられない
上記でもお伝えしたように、アンテナは個々の“やりたい!”という気持ちを大切にしています。自分の中にある“やりたい!”の根源はきっと“好き”からきていると、私たちは考えています。
私ごとで恐縮なのですが、私は音楽、とりわけライブやフェスが大好きです。中学生の頃からライブハウス通いをしているので、自分の中では10数年揺るがない“好き”なことです。好きが加速しすぎて自分でサイトを立ち上げたり、大好きなアメリカのフェスに取材に行ったりしていまっています。好きじゃなかったら、こんなに自分の時間を惜しみなく使うことはできません。人から強要されてても、“好き”になれることって早々ないですよね。
私たちから、いろいろなことを教えることはできますが、それを好きになることを私たちには教えられません。アンテナに所属するのであれば、必ず“好き”なことを持っているほうが、活動しやすいと思います。

4. 何をやっているのか
「アンテナって何をする団体なの?」と思われる方も多いかと思いますので、アンテナの活動について簡単に説明させていただきます。
●アンテナ WEB版
2014年より、 主に下記の記事を作成しながらアンテナWEB版を運営しています。
・インタビュー記事の作成
音楽、映画、舞台芸術など、その時々の旬なトピックについて深堀するためのインタビュー記事。
・SPOT記事の作成
『アンテナがおすすめしたい』お店を紹介するカテゴリー・SPOT。その取材記事を作成しています。
ライブハウスから、近所のパン屋さんまで、アンテナ編集部メンバーの日常の目線や、お店を経営する人々の想いなどをくみ取るインタビューを行っています。
・レポート記事の作成
各地で行われているイベントのレポート記事の作成。
西日本には、その時々をアーカイブするサイトや媒体が少なく、日々行われている面白い出来事はどんどん流れていきます。そんなイベントの記録を私たち目線ですべく、レポート記事の作成をしています。海外イベントへのプレス申請等も行っております。
・イベント記事の作成
アンテナ編集部員特選のイベントを集めたカテゴリー。今面白いイベントは?と思った時にアンテナを見ていただけるような、そんなページになることを目指しています。
・その他コラム掲載
外部ライターや、編集部メンバーが書いたコラムを掲載しています。
●フリーペーパーアンテナ
2013年7月に発行したvol.0から現在vol.5まで刊行中。
音楽×アート、街×カルチャーといった、何かと何かの掛け合わせを提示したいと思い、フリーペーパー作りも行っております。SNSでは獲得できないであろう人にアンテナを知ってもらうきっかけとしても、機能しています。
●イベント
●デザイン業務の請負

5.選考について
ご応募いただいた方は、編集長・堤、副編集長・岡安と一度お会いしてお話をできればと思っております。
京都の方は京都市内で、それ以外の土地にお住いの方はSkypeでのお話を想定します。
ご応募いただいた後のフロー
①応募書類を確認後、3営業日以内にご返信いたします。
②お話を伺えるタイミングを調整し、面談を行います。
③面談後、合否をご連絡いたします。(※2018年4月6日追記)
合格の場合は意思確認の後、アンテナに合流していただき、記事作成・取材等を始めてもらいます。
ここまで長い記事をお読みいただき、ありがとうございました。この記事を通して、少しでもアンテナのことを知っていただけたら幸いです。
ご興味を持たれた方はぜひともご応募ください。たくさんの方にお会いできることを楽しみにしております!