アンテナ景察 / 山田和季

2017.12.11

山田 和季山田 和季

考え方も感じ方もみんな違う、個性派ぞろいのアンテナ編集部の面々。
各々の好きなもの、かっこいいもの、きれいなものを、日々追求し発信しています。

 

でも、どうしてそれをかっこいいと感じるのか?どうしてそれをきれいだと感じるのか?
たとえば私にとってありふれた風景も、あなたなら、思いもつかない素敵なものを見つけるかもしれない。そのまなざしを支える感情は、ネガティブだったり、ポジティブだったり、人それぞれ。それを個性や感性と呼ぶのではないでしょうか。

 

さて、編集部の面々はどんな思いで、どんなふうに世界を見ているんでしょう?
各々が見つけてきた「街の中の気になる風景」を写真とともに語り、その感性をひもときます!

最近のわたしのモットーと言えば「飴は飴屋、餅は餅屋」だ。人には向き不向きも好き嫌いも得手不得手もある。「そんなこと言ってちゃだめだよー、食わず嫌いは!」みたいなこと言う人間は、他人の得手不得手も見えないほど残念な洞察力のやつとして接させていただく。何が言いたいかというと私はこの世で「写真」と「電話」が幼い頃から嫌いだということだ!

 

もちろん見る分には写真好きですよ。インスタグラムも意外と毎日見るし、最近は芸能界を引退してしまった成宮寛貴くんのアカウントをフォローすることで一億総インスタグラマーな世界に大感謝しています。この人の写真好きだなーとかももちろんあるし、結構ベタなフォトグラファーの写真集も眺めたりします。サンディ・キムちゃんとか大好き。ただ、撮るのと撮られるのがいかんせん……下手に決まってるしブスに決まってるし、ましてや見せたいとか見られたいなんて到底思わないんですよ。餅は餅屋、写真は写真屋、被写体は被写体屋にやらせればいいんですよ。ぶーぶー。そういうわけで今回の企画、ぜっっっっったい写真なんて撮らねーからな! と心に決めていたのですが、そんなわがままを言ってメンバーの反感を買わないような良い代案が思い浮かびませんでしたので、しぶしぶ私のiPhoneからそんな私が思わず撮ってしまった街中の写真を探し出しました。

あのね、まず街中で立ち止まって写真を撮るという行為が精神的に無理なんですよ。5秒、そんな私が耐えうる時間が5秒です。これはトイレの鏡で自分の顔を見れる時間と一緒です。精神状態も一緒。わかってくれ。それはさておき、こちらは大阪市は平野区。バチバチの下町です。この日私は何を思ったか、めちゃめちゃ暑い夏の日に一人で思い立って「全興寺」という珍スポットとして有名なお寺に行こうと電車に乗りました。まぁ一人なので一瞬で参拝し終わるよね……ってことでお寺の近くの商店街をぶらぶらしていたら現れたのがこちらの建物。先ほど「立ち止まって写真を撮る」行為が無理とお伝えいたしましたが訂正いたします。そもそも街中で立ち止まることが無理。5秒。それでもこの建物をまじまじと見たくて、商店街の曲がり角をあの手この手で利用して建物の前を5往復ほどしました。現在は登録有形文化財として管理されているみたいなんですけど、5秒で撮った写真なんか出したら外観の良さとかも逆になんも説明できないのでどうしようもないです。中は博物館になっていて月に一度だけ見学可能みたいな噂を聞いたのですが、ソースが微妙すぎてどうしようもないです。

 

ちなみにこの近くに日本刀博物館みたいなのと、食べログの点数がくそ高い洒落たパン屋さんもあったので興味があったら自分でググってください。わたしが行ったとき、まさかのパン屋臨時休業だったのでブチ切れでした。駅からまぁまぁ遠いです。超汗かきながらコンビニでアイス買って帰った。何しに行ったんだろうなあの日。

 

次回からは絶対に写真とか載せない。

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