アンテナ景察 / キャシー

2017.11.12

キャシーキャシー

考え方も感じ方もみんな違う、個性派ぞろいのアンテナ編集部の面々。
各々の好きなもの、かっこいいもの、きれいなものを、日々追求し発信しています。

 

でも、どうしてそれをかっこいいと感じるのか?どうしてそれをきれいだと感じるのか?
たとえば私にとってありふれた風景も、あなたなら、思いもつかない素敵なものを見つけるかもしれない。そのまなざしを支える感情は、ネガティブだったり、ポジティブだったり、人それぞれ。それを個性や感性と呼ぶのではないでしょうか。

 

さて、編集部の面々はどんな思いで、どんなふうに世界を見ているんでしょう?
各々が見つけてきた「街の中の気になる風景」を写真とともに語り、その感性をひもときます!

「人工」っぽいものってどうしてあんなにドキドキするのでしょう。

 

都会にそびえ立つ高層ビル。

陸と陸を繋ぐ大きな鉄橋。

オレンジ色の電燈が照らすトンネル。

重力に逆らい空を横切る飛行機。

 

地球上に存在する他の動物には決して造ることが出来ない創造物たち。そこには人間の持つ比類なき頭脳を駆使した緻密な計算と技術が結集されています。私はそういういかにも「人工」っぽいものが結構好きです。

 

さて、私が日頃利用している名古屋市営地下鉄・桜通線。何気なくホームへ向かおうとした瞬間に、冷たい鋼鉄のダンジョンへの入口を見つけてしまいました。

 

【萌えポイント その①】:直線的

見てください、もうどこを取っても直線。無駄な迷いなど一ミリも見当たらない潔い造形。自然界には直線って存在しないらしいですからね。これぞまさに人間の為せる業。

 

【萌えポイント その②】:金属光沢

金属って「人工」の代名詞みたいなところありますよね。化学に疎いのでよくわかりませんが、きっと原子の並びがとても規則正しいからあんなにツルツルでピカピカなのではないでしょうか(馬鹿)。触ったら冷たそうなところも堪らないですね。

 

【萌えポイント その③】:高低差

私は高い所に上るとそれだけで楽しくなる性質なのですが(馬鹿)、この切り落としたような極端な高低差ってやっぱり「不自然」ですよね。ちょっと怖いですよね。だがそれがイイ。

 

【萌えポイント その④】:蛍光灯

異様なまでに白い蛍光灯の光が金属の鋭利さを更に際立てていますよね。ほら、そう思うと何だか不気味に見えてきませんか。病院の手術室の無影灯と似ていますね。ドラマでしか見たことないけど……

 

どうですか?このまま「人工の世界」へ落ちて行けそうでしょう?まぁ我々が日々生きているこの社会こそが「人工の世界」なんですけど。

 

「人間らしい」という言葉を時折耳にします。大抵は「感受性が豊か」だったり「人情に溢れる」という意味合いだったりします。でもそれはあくまで人間の一側面に過ぎませんよね。人間は他の動物にはない優れた頭脳によって論理的に物事を考えられる生き物です。世界を統べる法則を理解し、それを活用できる生き物です。そういう側面を「人間らしい」と評しても良いのではないでしょうか。やれやれ、私ももう少し人間らしく生きたいものです。

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