COLUMN

アンテナ景察 / 岡安いつ美

2017.10.04

岡安 いつ美岡安 いつ美

考え方も感じ方もみんな違う、個性派ぞろいのアンテナ編集部の面々。
各々の好きなもの、かっこいいもの、きれいなものを、日々追求し発信しています。

 

でも、どうしてそれをかっこいいと感じるのか?どうしてそれをきれいだと感じるのか?
たとえば私にとってありふれた風景も、あなたなら、思いもつかない素敵なものを見つけるかもしれない。そのまなざしを支える感情は、ネガティブだったり、ポジティブだったり、人それぞれ。それを個性や感性と呼ぶのではないでしょうか。

 

さて、編集部の面々はどんな思いで、どんなふうに世界を見ているんでしょう?
各々が見つけてきた「街の中の気になる風景」を写真とともに語り、その感性をひもときます!

こんにちは、副編集長の岡安です。月曜定期更新の企画で、早速2日遅れの更新をしています。本当に示しのつかない副編集長だなあ、と自分でも思っております。

 

さてこの企画。第一回の後藤多美からも説明があったように、「街の中の気になる風景」を切り取る企画です。私が街で気になる風景は『規則正しい直線のある風景』です。

この企画で記事を書くことになり、通勤時間を使って京都の街を改めて自分の「好き」を探すという視点で眺めてみました。すると私の住むこの街には古い町家や寺院、吸い込まれるような路地など、京都らしい情景が広がっているのにも関わらず、そういう風景に心惹かれないことが手に取るようにわかったのです。私はこの街に住んで5年しか経っていないけれども、この街に住む人間にすっかりなれたのだなと自覚できました。外からきた人が目につく京都らしい何かは、すっかり日常に溶け込んでいるのだなあと。

 

そのことにちょっぴり寂しさを覚えながら、京都の街を見渡してみて数日。ふとした瞬間にこのビルが目に飛び込んできて、これだ!という気持ちになったのでその場で撮影をしました。

 

まっすぐ伸びる線、そしてそれが規則正しく並ぶ様。ものすごく清々しくて、気分がよくなるような光景。私はこの光景を見て、自分の背筋を伸ばして出社しています。見ていて気持ちの良い光景、それが『規則正しい直線のある風景』なんだと思います。

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