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8年ぶりの海外旅行!しのさん台中旅レポート【後編】

2017.07.07

齋藤 紫乃齋藤 紫乃

呼吸する建築。伊東豊雄のオペラハウス

 

 

台北市内はどこへ行くにもMRT(地下鉄)でスイスイだったのですが、台中市内の移動は、はてどうしたらいいんだろう?時間があれば歩いて行って「台中市美術館」近くのグリーンベルトを通って休憩しながら行っても良かったのですが、帰りの新幹線用の切符も往復で20:30発のを買ってしまっていて、時間が限られている……。

 

 

ということで、第二市場から大きめの道路まで歩いてタクシーに乗りました。渋めのタクシーのおっちゃんが車内のラジオで日本の演歌のチャンネルを流してくれて、15〜20分くらいで120元だったかな。大通りをまっすぐ走っていくと、急に正面にどーん!とありました。これが「台中歌劇院(オペラハウス)」!かっこいいい。

 

 

近づくと普通のカメラの画角では入りきらない。

 

ので、ちょっと引きで。

 

 

私の周りには気付けば建築の友人が多く、その影響もあって私自身も建築を観に旅行に行くなんてことも増えてきました。ただ、知識は無いので何がどうとかはよくわかりません……。言えるのは、好きかかっこいいかくらいです。

 

 

伊東豊雄さんの建築は、岐阜にある「瞑想の森」と「メディアコスモス」を観に行きましたが、どちらも”そこにあって、見守られている”というあたたかさがあったと思います。特徴的な丸みを帯びたラインはオペラハウスもそうだったんですが、外壁に小さな呼吸穴のように丸い模様があって中に入ると体内のようだったり、より有機的で建物自体が呼吸する大きな生き物みたいでした。

 

 

エントランス

 

 

1階から6階まであって、2〜4階はオペラの劇場になっていて1階、5階、6階にカフェやショップ、バーなどが併設されています。まずは1階の奥にあった階段を上って劇場の入り口がある2階へ上ってみました。

 

 

1階はホールのようになっています。左奥の階段を上って2階へ。

 

 

2階に上がるとレッドカーペットが敷いてあって、重厚な雰囲気。白い丸い柱が何本も立っていて…そう!鍾乳洞の中みたいな感じでした!1階とはまるで別世界のよう。オペラ劇場は「大劇院/Grand Theater」「中劇院/Playhouse」「小劇場/Black Box」の3劇場あります。いつかここで実際に観劇してみたいな〜。

 

 

みんな地べたに座ったり好きな様に過ごしていました。

 

天井から注ぐ光が木漏れ日みたいであったかい。

 

 

トイレへの通路もまた良い。

 

 

劇場には入れないので、一度1階に降りて、次は5階に上ってみました。

 

 

エントランスが吹き抜けになっていて、5階まで続く滑らかな階段が続いていました。

 

階段の滑らかさを表現しています。

 

 

5階はショップスペースになっていて、作家さんの作品が置いてあるブースがいくつもありました。真ん中にはアートやデザインの本がセレクトしてある本棚が。かわいいものが多くて、台湾のセンスの良い作品がセレクトされているという感じ。

 

 

 

働いているお姉さんの制服が可愛くて、思わず。

 

ごはんが食べられる食堂スペースもありました。

 

 

螺旋階段を上って6階へ行くと、バーと外に出られる屋上がありました。でも周りは高層ビルなので、景色はなんとも……。

 

 

 

 

その後は喉も乾いたので1階にあるカフェに行きました。1階にもアートやデザインのショップが集まっていて、台湾で人気の木製オルゴールや子供用の読書スペースや日本のグッドデザイン賞を受賞した商品もあったり。

 

 

ショップの周りには川がありました。

 

 

1階の柔らかさ伝わるかな?

 

 

こちらがカフェ。

 

 

 

 

自分で豆と好みのコーヒーの淹れ方をセレクトしてオリジナルコーヒーを作る?みたいなサービスもありましたが(イラストで予想)、わからなかったのでショーケースにあった美味しそうなケーキと紅茶を注文。

 

 

キャロットケーキとミルクレープ。

 

 

はあ〜〜……ほっこり。し過ぎました。オペラハウスの居心地が良過ぎて長居してしまったのですが、なんと台中滞在時間の半分を使い切ってしまいました。時計は16時前。

 

 

「台中市美術館」にも行こうと思っていたのですが、美術館は17時閉館です。まずいまずい!急いでオペラハウスを出ます。でもモックアップは見ないと〜ということでオペラハウスを出て斜め前の通り沿いに建つモックアップへ急ぎました。

 

 

これがオペラハウスの一部のモックアップ。

 

裏側。

 

 

内側の壁に有機的な丸みを出すために「トラスウォール工法」を採用しているそうです。鉄筋と金網をメッシュ状にして丸みのある壁の形を作って、そこにコンクリートを流し込んでいるんだとか。建物の中の鍾乳洞のような天井も含めて同じ曲面の壁は無いので、すべて違うパーツを作っただなんて……途方もないですね。

 

 

さあさあ、時間がありません〜。オペラハウス前に来たバスに飛び乗って、美術館を目指しました。激しい運転に揺れに揺られて、閉館10分前に到着!(笑)

 

 

 

入り口に巨人!

 

 

中もほんの一瞬〜。くやしー。

 

 

少しだけ中に入ってお土産コーナーを見て、そのあとは美術館の周りを名残り惜しむようにぐるりとして、退散。

 

 

台中名物!盛り盛りスイーツ

 

 

台中レポート後編もいよいよ次が最後の目的地です!1日の疲れを癒すために台中の名物アイスクリームが食べられるお店「宮原眼科」の姉妹店の「第四信用合作社」を目指します!どうやって行こうかな〜と思ったのですが、暗くなって少し涼しくなってきたので、せっかくだからと歩いて向かうことにしました。

 

 

おおよそ40分くらいかな、google mapを頼りに街中を歩いていると、ふと目の前にギラギラとネオンの光る建物が目に入ってきました。あ!あれはもしや!サンドウィッチのお店「洪瑞珍」ではないですか!時間がなくて寄れないと諦めていたのですが、偶然にもたどり着けました。

 

 

ここだけが急に日本のパチンコ屋みたいな

 

 

なぜかクセになると言われているこの三明治(サンドウィッチ)。どんな味がするのかなと、とりあえず赤いパッケージのオリジナルを買ってみました。それにしてもパッケージが可愛いすぎて最高。これは帰りの高鐵の中で食べよう。

 

 

ん〜〜。どれにしようか迷う。

 

 

ここから歩いて2〜3分のところに「第四信用合作社」がありました!1966年に建てられた「台中市第四信用合作社」の建物跡を利用したそうで、外観は銀行そのままです。

 

 

 

 

メニューは、一番人気っぽいアイスクリーム3個+トッピングができるものを選びました。まずはアイスを選びますが、ショーケースにはチョコレート、お茶、フルーツのアイスがずらり……!

 

 

私はチョコレートをセレクト。カカオの含有量に分けてここでも20種類もある。

 

 

カカオ72%のビターなチョコレートアイスと、烏龍茶アイスと、果物のアイスを1種類ずつ選びました。続いては、トッピング!ずらりと並ぶ台湾スイーツの中からなんでも好きなのを3つ選べます。

 

 

ひゃ〜迷う!

 

 

そして完成したのがこちら!

 

 

どん!盛り盛り!

 

 

店内で食べている余裕は無かったので、お店を出てタクシーをつかまえて、高鐵の台中駅まで向かうタクシーの中でいただきました。ここでもタクシーのおっちゃんが日本の演歌を流してくれました。

 

 

帰りの高鐵の中では三明治を食べて帰りました。オリジナルは、ハムとチーズと甘いクリームが挟まっていて、外の食パンは耳がなくてふわっふわ。甘じょっぱいのが大好きなので、これは大ヒットでした。次来たら他の味も食べたいな〜。ありがとう台中!まだまだやり残したことがあるから次は1泊しに来るね。

 

 

開けてもかわいいなんておまえ〜。

 

 

おまけ

 

 

台北に21時過ぎについて、小腹が減ったので台湾の原宿・西門駅に台湾旅行2回目の(笑)「阿宗麺線」を食べに行きました。かつおで取られたやさしいダシがベースで、それに豚の大腸とにんにくがピリッと効いて、とろみがついたスープにからまった麺線がつるんと美味いのです。大腸はちょっと苦手だったけど、とろみがあって大好きな味です。西門駅は1回目に行った早朝とは雰囲気が違い若者の街として賑わっていて、お店も行列になっていました。

 

 

さすがの人気店。

 

これが阿宗(大腸)麺線。上にパクチーも乗っています。

 

 

大好きな味でお腹を満たし、台中編これにて終了です!かなり急ぎめで周ってしまったので、行かれる方はもう少しゆっくり周ることをおすすめします。今回は全体で3泊4日の旅行でしたが、また次は1週間くらい行って台南や高雄の方も行きたいな〜と思っています。すっかり台湾の魅力にハマってしまったのでした。ではでは。

 

 

余談ですが、旅行中も日本に帰ってきてからも数日はお肌がぷるぷる潤って調子が良かったのです。早くも台湾シック。

 

 

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