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Rainbow’s End 2016 @円山公園音楽堂 2016.05.22

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5月22日、夏を感じるほどの日差しが注ぐ快晴。そんな青空の下、素敵な一日の始まりは今年もMC土竜のRainbow’s End 2016の説明から始まる。このイベントは子供連れの方も楽しめるよう出店、キッズスペースやベビーカ ー置き場、ワークショップがたくさん盛り込まれている。こういった配慮もありイベントに来るお父さんお母さんの笑顔がとても清々しいのが印象的だった。

 

 

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MC土竜の紹介から一番手に登場したのはLOVE LOVE LOVE。SEで流れてきた鳥の鳴き 声に重なるように綺麗な三人のコーラスから楽曲に入る。気持ちの良い音と遊び心満載の 会場、その中心に音楽が確かに鳴り始めた。一日の期待感が増していく。

 

 

 

二番手には中村佳穂。深い森に連れて行ってくれるような、彼女自身の声質から出てくるリバーブ感。サポートミュージシャンとのセッション度の高い演奏、アドリブも入った 歌で会場のグルーヴも上手に上げてくれた。

 

 

 

次に登場したのが、ドラマチックオークション。一変して弾き語り二人組というアコー スティック然としたユニット。ドラマチックアラスカのヒジカタとココロオークションの 粟子が勢いで組んだユニットというが、そこは普段からの仲の良さも見えてクォリティの 高い演奏とコーラス。まっすぐな陽射しにまっすぐな歌がとても気持ちよく響く。最後に はこの日のために作った「Rainbow’s End」を披露し、会場を沸かせた。

 

 

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イベントの空気も十分に温まり、会場の後方ではライブペインティングもどんどんと進 行していく中、ステージ上ではドクター長谷川ショウが始まる。わんこそば100杯に挑戦 。(チューペットを配布して味方につけた)子供たちの声援とともにスピーディーに完食 。その後見せたお腹には「次はYeYe」の文字が。衝撃を残してドクター長谷川は去ってい った。

 

 

 

そしてドクターに紹介されたYeYeがぽつりぽつりと歌いだす。一瞬で僕らを別世界に連 れて行った。黄色のワンピースで歌う彼女はまるで、夏の日に揺らぐ向日葵のようだった 。繊細な楽曲と真ん中に凛と立つYeYeは懐かしい田舎の畦道の風景だったり、ヨーロッパ の花畑にいるような不思議な感覚や、地平線を目の前にしたあのなんとも言えない力強さ だったり、もちろん各々感じ方は違うがたくさんの風景を僕たちに見せてくれた。

 

 

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真っ昼間の一番暑い時間にビール片手に登場したのはSUNSETBUSだ。演奏が始まった瞬間に、立ち上がって踊る人が現れ、「アロハ」の掛け声で会場が一体となる。「このままずっと夏でいいのに」と歌っていたが、会場にいた人はみんな同じ気持を共有していたのではないだろうか。途中10-Feetの、Vo/Gt.タクマが乱入するなど、よりいっそう盛り上がりを見せたSUNSET BUSが、一足早い夏を連れてきたようだ。

 

 

 

日陰を吹き抜ける風が涼やかになる時間に、never young beachは打って変わってクールなステージを見せた。はじめは座って静かに聴き入っていた人も、徐々に加熱していくVo/Gt.安部の歌につられ、立ち上がって踊り始める。まだ来てもいない夏の終わりを感じるような楽曲に、少し切ない気持ちにさせられる。最後までサングラスをしたままで、その表情までは読み取れなかったが、「楽しい」と言った安部の目は緩んでいたに違いない。

 

 

 

レインボーズエンドは「子連れでも楽しめるイベント」をひとつのポイントにしているが、その象徴的なステージになったのがこだま和文+KURANAKA a.k.a 1945だろう。ライブはこだま和文と一緒にステージへあがった子供の水笛で始まった。その後はレゲエのリズムに乗せ童謡をトランペットで吹いたり、現代社会の問題を提起するメッセージ性の強い歌が歌われ、”この先の世代へ繋ぐこと”を意識させられる圧巻のステージ。ライブが終わる頃には陽も落ち、少しひんやりとしていた。

 

 

 

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2016年のレインボーズエンドのトリを任されたのは、レゲエ出身のシンガーソングライターRickie-G。メンバーの演奏に迎えられると、深々と頭を下げたのが印象的だった。この日お客さんがRickie-Gをどれだけ待ち望んでいたかの証明するかのように、一曲目からスタンディングオベーションでシンガロングが起きた。サザンオールスターズのカバーや、このイベントのために作った「レインボーズエンド」という曲を披露し、会場をわかす。アンコールではこの日出演した多数のアーティストがステージにあがり、大団円のうちに幕を閉じた。

 

 

 

 

後日アーティスト写真を掲載した完全版レポートを公開予定です。お楽しみに!

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