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コンクリートバー 15周年祭 @KYOTO MUSE 2016.11.11


 

2016年11月11日に、京都MUSEで”コンクリートバー”主催のイベントが開催された。

 

 

同店は木屋町六角にある都会館ビル一階に居を構え、今年で開店15周年を迎える。夜の21時から朝の8時まで営業していることもあり、週末は遅い時間まで沢山のお客さんで賑わう人気のお店だ。

コンクリートバーが通常のBARと違うところは、京都の音楽・アートシーンと結びつきが強いことだろう。店内にはミュージシャンやペインターを初めとする、様々なアーティストの15年分もの足跡が残されており、壁に描かれた絵や、貼られているポスターの量に驚くお客さんも少なくない。

 

 

そんなコンクリートバーの15周年を祝うのは、N∀OKI (ROTTENGRAFFTY)、jizue、MOLE HiLL、LABRETといった京都でも指折りのアーティストたち。それに加え、会場を盛り上げるために「テキーラガールズ」や、「乾杯師」まで用意されるという徹底ぶりで、盛り上がらないわけがなかった。

そんな酔いどれミュージックラバー達によって作られた興奮の一夜を、写真を交えつつお伝えしたい。

 

 

 

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金曜日にも関わらず、フロアには早い時間から多くの人が詰めかけていたのが印象的だった。

さらに音楽イベントはジャンルごとにお客さんの層が偏ってしまいがちだが、会場には若い学生から子連れの家族まで、様々な層のお客さんが見て取れた。コンクリートバーというお店が、ジャンルの垣根を超えていかに多くの人に愛されているかよく伝わる光景だったのではないだろうか。

 

ステージでは熱のこもったパフォーマンスが次々と繰り広げられていく。

中でもコンクリートバースタッフによるコミックバンド、”コンクリバンド”の演奏で、フロアの熱気は最高潮に。

終盤のjizueのステージでは、コンクリートバーが所属するポングループの社長こと”ドクター長谷川”と、N∀OKI (ROTTENGRAFFTY) がセッションに飛び込む一幕もあった。即興性と熱量、コンクリートバーが重ねてきた歴史全てが絡み合った、一晩限りのスペシャルセッションを披露した。

 

 

 

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イベントは24時前にクローズとなったが、出演者やお客さんの多くが遊び足りないとでも言うかのように、そのまま木屋町都会館ビルへ移動。この日は同ビルにコンクリートバーの兄弟店”ゴールデン酒場”がプレオープンすることもあり、会場のテンションそのままに朝まで飲み明かすクレイジーな一夜となった。

 

 

 

翌日、改めてコンクリートバーに訪れた私に、出演もしていた店長”ミノリー”がイベントを振り返りつつこう話してくれた。

 

 

「イベントは15年間で繋がってきた様々なアーティストと、飲みにきてくれたお客さんが繋がる一晩を目指しました。そのために今回は京都のアーティストで出演者を固めたという側面もあります。そんな一晩にあれだけの人が集まって楽しんでくれたことにとても感謝していますし、16年目以降も、コンクリートバーが色んな人間が行き来する場所になったらいいなと思っています」

 

 

 

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店長:ミノリー

 

 

 

数ある京都のBARの中でも、コンクリートバーはかなり個性なBARだ。

ステッカーだらけで異彩を放つ重厚な扉を開けると、そこに広がるのは京都カルチャーのジャングルとでも言えそうなカオスな空間が広がっている。店内を彩るたくさんの絵と、なんだかよくわからない不思議アイテムの数々が目のやり場を奪っていく。その情報量の多さに最初は戸惑うお客さんも多いはずだ。それでもどんな人でもカウンターのスタッフと1杯飲む間にはすっかり馴染んでしまうだろう。そんな懐の深さがこのお店にはある。

 

 

また隣の元祖大四畳半大酒場ポンからノータイムでフードも届くため、2件目以降に訪れるのにもオススメだ。特にその日の締めをコンクリートバーで迎える場合、是非「健二のエサ」というフードを味わっていただきたい。名前で敬遠するなかれ、その中身は豪華な卵かけご飯だ。そこに「なめ茸・焼き海苔・ネギ・天かす」と、日本人が大好きなものが全て詰まっていて、唯一無二のジャパニーズソウルーフードと言えるだろう。

 

 

長々と書いてしまったが、コンクリートバーには人をひきつける魅力が沢山ある。しかしそれは、扉の外にいたままでは中々見つけられないのは確かだ。このレポートを読んで興味をもたれた方は一度足を運んで、ただのBARがこれだけ多くの人に愛されるハッピーなイベントを行える理由を自分の五感で感じてみて欲しい。

きっとお酒を求めて木屋町をさ迷うあなたにとっても、刺激と出会いを与えてくれる大切な場所になるはずだ。

 

 

 

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Photo by ジャッキーゲン(ストロベリーパンティース) & Pay a.k.a Wildpit¢h(Neo Kyoto Drippers)

 

 

 

コンクリートバー

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営業時間:21:00-08:00

住所:京都市中京区木屋町三条下ル材木町184 都会館1階 奥

TEL:075-212-7970

HP:http://www.doctor-kyoto.jp/concretebar/

 

 

木屋町ゴールデン酒場(新店舗)

 

11/18 (金)OPEN

住所:同上

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MC/Beatmaker/Photographer/Video Directorの4つの顔を持つ、京都府宇治市出身のHiphop Artist.
形にとらわれず色々発信していきます。

CONTACT : pay.kyoto@gmail.com

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